南京には幾つの名門学校があり、一番有名なのは南京大学。世界で最も古い大学の一つとされ、淵源を三国時代の呉が永安元年（258年）に開設した「太学」に求めている。清朝末期の1902年に近代教育機関としての三江師範学堂が設立されたとしている。変遷によって「国立中央大学」から「南京大学」と改称した。中国ではトップクラスの大学に属し、北京の「清華大学」、「北京大学」お及び上海の「復旦大学」と一緒に比べられる。

南京博物院は中国三大博物館の一つ、ここに中国国宝級別のコレクションや歴史、芸術品、文化に関する逸品、其々の展示会場に陳列し、それに説明文章も添い、南京修学旅行に来た方にとって中国の文化と歴史、南京の文化と歴史をふれあい見逃せない場所だ。

南京に若者が一番好きなのは先鋒書店。この書店は南京限り六つの支店があり、一つずつの支店が隣の歴史建物や自然景色に染み込む。見学に来ても素晴らしい。南京市鼓楼区広州路の本店は地下駐車場を借り、地面に駐車線もはっきり見える。先鋒書店はただ本を売るではなく、そこは文化交流サロン、芸術画廊やオリジナル商品販売までも含めている。書店に毎週定期的に作家と読者の交流会や映画と音楽鑑賞活動を行う。2014年３月、先鋒書店が英国BBCを全球十大最美書店の一つと評価された。

南京市明城垣史博物館は解放門区間の城壁にあり、南京城壁の歴史文化と多元化価値の展示・研究を主要な内容とする遺跡博物館であり、中国ただ一つの古代城壁に建てられた専門博物館である。
「南京城壁」、「大書磚文」展、神策門の「南京城門」展が常設。室内展示と屋外展示からなり、展示コースの全長は約4キロ。室内の写真や本物、模型及び壁城見物を通じて南京城壁の歴史、軍事、文化、科学技術、保護などを理解し、古都南京のユニークな情緒を味わえる。

六朝博物館は中国では六朝時代の文物を展示する最も完備した遺跡博物館で、六朝時代の文化を展示する最も系統的な博物館である。「六朝帝都」、「千古風流」、「六朝風流」、「六朝人傑」という4つの展示ホールが設けられている。六朝博物館は貝氏建築師事務所から設計され、総面積は約2万2000平方メートル。

江南貢院は南宋の乾道４年（1168年）に建築された、中国古代最大の科挙の試験場である。同時に20644人の受験生を収容することができ、唐伯虎、林則徐など歴史上の有名人は皆ここから輩出された官人である。